くりたのブログ

城南宮。

その時季に、いつかは行きたいなー、とかねがね思っていた所、ついに訪ねてまいりました!
場所は、伏見は鳥羽の城南宮
「方除の大社」として有名で、交通安全の祈願に行かれる方も多い神社です。
城南宮の名前は、「平安京」の南に鎮まる宮、ということからきているんだそう。
4月には、神苑の庭を流れる小川のほとりに、平安時代の装束を着た方々が集い、
王朝貴族の「歌会」の様子が再現されるという「曲水の宴」の行事が行われ、
毎年、その百人一首さながらの雅な様子が、地域のニュースでは必ず取り上げられたりもします。

そして、それらに加えてよく知られるのが、神苑の「しだれ梅とつばき祭」
150本ものしだれ梅、いくつもの種の椿が見事、とのお話は何度も耳にしながら、
なぜかタイミングが合わずにいたのですが、やっとその機を得ることができました。
実は、とっても混んでいるらしい、、、、との前情報があったので、
覚悟をして出向いたのですが、平日だったこともあり、さほど入場で並ぶこともなく境内へ。

そして、入って歩を進めると、
思わず「うわあっっっ、、、、」と声が漏れるくらい、
そこには圧巻の景色が広がっていました。


しだれ梅、見事に咲き誇っていました。
うすべにというのか、深い桃色というのか、
梅の、濃くて甘い、ピンク色
どの木も、今が一番!とばかりに満開に魅せるものだから、
ずっと奥の方にまでその色が折り重なり、辺り一帯が梅色に染まっています。
こんなに美しいとは。しばし、言葉を失いました。



境内、椿の種類も色々とあって、これもまた見応えあり!でした。
沢山の種があることに、びっくり致しました。

しだれ梅、今がまさに見頃だな、とう感があったのですが、
神社のパンフレットによれば、今は「観梅」の状態、であるとのこと。
満開のこの時を経て、続く「惜梅」の時季、
散りゆく梅の風情も、これまた格別!なんだそう。
苔むす緑の上に、落ち椿とともに愛でるのも、また良し!とのことです。
城南宮、週末はさらに混み合うことが予想されますが、
春の訪れ、満喫出来るかと思いますー!


、、と、早春の京都、楽しんで参りました。
いよいよこれからは、桜のシーズンですね。
予報によれば、例年よりも開花は少し早くなりそう、との話がありますね。
店の近くの高瀬川の桜、いつも市内のどこの名所よりも早く咲き出す傾向にあるのですが、
これからまた日々、観察を続けたいと思います!


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