くりたのブログ

節を分ける一日。

今日、節分ですね。
日曜日であったこともあって、
市内各地、節分の行事を見に行かれるお人さんで、br />なかなかの混み様!だったようです。
くりたの面々、今日は朝からなんやかんやで忙しくて、
合間の時間にどこかの節分会へ出掛ける、ということは
それでも振り返ると、
今日はやはり、「節分」らしい、一日でした。


まず、朝。
私は、西洞院松原にある、五條天神宮へ。
節分の日にだけ授与される、
「宝船」の絵図を授かりに、
出勤前に自転車を走らせました。
天神宮さんから頂いた由緒略記によれば、
この絵図、日本最古の宝船を描いたものらしく、
「毎日この宝船に厄除け、病除けを祈願すれば、
年中つつがなく世上の浪を渡り安全を保つことが
出来る」

と言われるものなだそうです。
さほど知られていない様な気がする、
この「宝船絵図授与」なんですが、
室町時代にはすでに、
この絵図を宮中、お公家さんに献上する、ということがなされていたらしい!

(頂いた絵図、これからしばらく、店の玄関にお飾りさせて頂きます。
ご来店の皆様、是非ご覧になって下さいませ。)




一方、大将は。

朝から、これまた節分の日にしか販売されないお菓子、
「法螺貝餅」(予約制!)を手に入れるべく、
東山松原の「柏屋光貞」さんへ。

お菓子は、甘く炊いた牛蒡と、味噌餡の組み合わせ、
そして形はもちろん、法螺貝!
形づくるのが、とても難しい、ので、
あんまり量産はできないんやそうです。
「常は出ませぬ節分に限り」という
謳い文句のあるこの法螺貝餅、
上品な甘さ、変わらぬ美味しさ!です。



そしてお昼のお客様をさせて頂いたあと、
本日の賄いには、今やすっかり全国区!?の「恵方巻」
(ところで、恵方巻きを作って頂けませんか、とのお問い合わせをよく、よく頂くのですが、
恵方巻、及びその他お寿司類については、店で製作することを現在はしておりません。
お寿司に付いては、
お弁当に入れる少々のもの、或は八寸におつけする小さいもの、等は
もちろんお作りすることもあるのですが・・・。
「自分で納得のいく、ちゃんとするものが出来るようになったなら、
作るんかもしれんなあ、でもとりあえず、もう少し勉強!」
(=大将談)ということなのです。
今の所は、スミマセン!)

というわけで、この恵方巻も、昔ーっから大将が信頼してはるお寿司屋さんのもの。
これも変わらず、美味しいです!


そして、お三時の時間(賄い後、なので、すでに4時は過ぎてますが!)には、

お客様から頂いた、節分にまつわるお菓子なぞ頂戴しながら、
夜へ向けてのミーティング
(ミーティング、というても、2人で、なんですけどね(笑)
でも、ここで、夜のお客様についての確認等、するわけなんであります。)





そしてそして、夜の業務をさせて頂き、

お客様お見送りした後、片付け等しつつ、の、今!は、

これまたお客様に頂いた吉田神社の豆!などほおばりつつ、
明日への準備、と取りかかっている、という次第、なのです。

いやあ、振り返って見ると、

ほんま、節分!の一日でありました。
明日は立春。早いですよねー。
きっとまだまだ寒さもぶり返すこともある、2月です。
しっかり体調管理しながら、
春を待ちわびたい!と思います。

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