くりたのブログ
おひなさん。
今日、3月3日は桃の節句、雛祭り。
御来店のお客様の中にも、
「三十三間堂の春桃会に行って、桃のお守りもらって来ました!」等、
おひなさんのイベントに行ってこられた方、多数おられました。
雛祭りを迎えると、ますますもって、もう春やなあ、という気になる!
今日の京都、昼間はポカポカ陽気、
久しぶりに手袋をはずして自転車をこぐ、なんてことも出来たりした一日でした!
さて、雛祭りウィーク!ということで、
お献立にも節句らしいお品を少し取り入れたりしておりますが、
その中の一つが、生麩製の菱餅!
菱餅=ひな飾りに飾る、
ピンク、白、緑の菱形のお餅(お飾り)ですが、
この3色は上から、
桃の花(=ピンク)、雪(白)、大地(緑)
を表しているんやそうです。
春が近づく季節、
溶けかかった雪の下には芽吹きの時を待つ草木があって、
雪の上には、桃が花を開かせる、という様子を
表現しているのだとか。
色の説明には諸説あるようですけれど、
お飾りにも一つ一つ成り立ちに由来があるのですよねー。
こうやって改めて調べてみると、
盛りつけの際、もう、ピンクと緑、どっちが上やったかな?
なんて迷う事もなくなります。
なるほど、なのですー!
左写真は、「ひちぎり」。
京都では桃の節句には欠かせない生菓子です。
写真のものは実は頂き物(おおきにですー!)
なんですが、塩芳軒さんのもの。
菓子店によって、色の組み合わせ、大きさなんかが
微妙に違ったりするようです。
また同じ店でも色違いを数種用意されていることもあるようで、
なかなか興味深い!御菓子であります。
にしても、この鮮やかながら優しい色合い、可愛らしさ、
女子には響きますね!