くりたのブログ
市比賣神社。
今日は3月3日、桃の節句!ですね。
お雛さん飾ったり、ひな祭らしいお献立にしたり、
最近では、ひなまつりスイーツ!なども相当充実している様なので、
和では引千切(ひちぎり)(=京都では雛祭りに欠かせない上菓子!)、
洋ではケーキ!なぞお楽しみになったり、
あるいは「女祭り」(!)ということで、
女子会にいそしまれたり、と、
きっと皆様、色々に過ごされたことと思います。
そんな中、私は、といえば。
何か雛祭りらしいことを、しよう!と、
午後の合間の時間、用事に出たついでに、ふらり立ち寄ってみました。
場所は、河原町五条下ル一筋目西入、
店から少し南に下がった所ににある、「市比賣神社」(いちひめじんじゃ)!
女人守護の神社として有名で、
本日桃の節句には、「ひいなまつり」の行事ごとが催されていました。
お飾りされているおひなさんの、可愛らしいこと!
思わず、 「かーわーいいっっっっーーーっ!」と声に出してしまいます。
ほんと、こういうミニチュアものって、たまりません。
お人形の着物から、調度品の精巧な様子まで、
非常に良く出来ていて、思わず顔をほころばせながら、
細部にまで魅入ってしまいました。
ふと振り返ると、
小さい頃も、この季節になると
家のひな飾りを飽きもせずずーっと
見ていたような記憶があります。
(特に、お茶道具の棚のちっちゃい茶筅のふさふさを
親の目を盗んでは指でちょこちょこ触ってみるのがお気に入り、
という、ちょっと変わった趣向がありました、私には!)
気がつけば、茶筅はどこにあるかな?と
思わず探してしまっている自分がいて、
今もあんまり変わってへんなー!と、
再認識致したのでした(笑!)
本当は、神社のすぐ近くの会館で、
実際に装束を召された方が大きい祭壇に並ばれる
「ひと雛」が披露されたり、
五人囃子の音楽にあわせ三人官女が舞を見せて下さったり、と
色々と行事ごとがあるんですけれど、
時間の制約があり、今回はそれらを見る事は断念。
神社でしっかり「天児ーあまがつー」と呼ばれる人形(ひとがた)
(=平安時代に貴族の間で、自分の身代わりに災厄を託し、
厄よけと健康を祈るために用いられていた人形、なんだそうです)
に自身の健康,お願いごとをお頼みし、
そして、この市比賣神社、
女人厄よけに加え、実は市場の神様、でもあるということなので、
店の事もしっかり祈願して参りました。
久しぶりに見たおひなさんに、
すっかり心癒された、一日でしたー!