暦の上では今日は立冬ですね。
「初めて冬の気配が現れてくるころ」とはいいながら、
今年は１１月に入っても暖かな日が多く、
先日など、２５度！を超える日もあったりで、
一体どうなることやら、と思っていましたが、
今日になってようやく、足下からじわりじわりと、
冷気を感じるようになってきました。
紅葉も今の所は少しゆっくりペースで、
高瀬川の桜の木々もまだまだ緑色が勝ち！の
グラデーションではあるのですが、
今日は自転車に乗る時も手が冷たくて、
さすがに、寒い季節がもうそこまで来ている、と実感せざるを得ない一日でした。
（これからブログに何度も「寒い、寒い」と書いてしまう事になるかと思います。
スミマセン、ほんま、寒がりなんです。
この年になってもちっちゃい子みたいにシモヤケできるので、正真正銘なんです（笑））
これだけ温度差があったら、きっと紅葉も進むはず！です。
来週、再来週あたりには、「そろそろ見頃」なんて声も聞こえ始めるのでは？と思います。

さて、店では。
冷え込み始めたら、ぼちぼちこの食材も、仕込み作業開始！なのです。

からすみ！です。
漢字では唐墨、ボラの卵巣ですね。
これから表面の血をきれいに掃除して、
塩漬けして、その後塩分を抜いて、乾燥に乾燥を重ねる、という作業を経ます。
からすみというと、どうしても酒の肴というイメージがありますが、
（確かに日本酒との相性には素晴らしいものがあるとは思いますが（笑！））
自家製からすみは、加減を見ながら、塩分の調節ができるので、
お酒と一緒じゃなくても、そのまま十分に味わえるものに仕上げることができます。

これから丁寧に、丁寧に、時間をかけて製作します。
どんな塩梅になるかな？今から楽しみですっ！