くりたのブログ
七夕。
今日は7月7日、七夕ですねー。
日中は晴れて蒸し暑く、夜には星が見えるかな?と期待もしましたが、
やはり予報通り、夕方からは雨模様となりました。
梅雨も明けきらないこのタイミングだと、大抵曇り空で星は見えず、というのが毎年の常なのですが、
年に一度の逢瀬の話を聞きたての小さき頃は、
「織姫と彦星、どうしはんのやろ?」と、
完全に曇った星ひとつない夜空見上げながら、
要らぬ心配をしていたこと、思い出されます。
さて、今日はそんな七夕にちなんだ、こんなもの。
緑鮮やかで切れ込みの美しいフォルムの、この葉っぱ。
お写真、「梶の葉」です!
昔、紙のない時代に、
今でいう「短冊」の代わりにこの梶の葉が使われており、
和歌や願いを葉の上にしたためてお飾りをされた、ということなんですね。
表面にうっすらと起毛があるので、
墨がうまいことのって、字がきちんと書けるんですよー!
今でも歌の家、冷泉家の七夕の乞巧奠(きっこうてん)の行事等の際には、
この梶の葉が使われるんだそうです。
まさに七月の葉!ということで、
これからしばらく、お献立のどこぞに彩りとして登場致しますー。
御来店のお客様、
どうぞ「あ、これか!」とチェックしてみてくださいませね!