くりたのブログ

共に。

今日は17日、阪神・淡路大震災の日、ですね。
発生の時から26年とのこと、
実は、店も26年前にこの場にて店を開店したのですが、
26年前の1月16日、ちょうど神戸の震災の発生の1日前が、
店の土地取得の契約日で、
地震は、色々な手続きをした次の日の出来事、でした。

大将によれば、
京都も揺れはあって(震度5程でしたでしょうか?)驚きながらも、
当時、ニュースから伝わる映像でも一体何が起きたのかわからず、
ようやく事態がおぼろげながら把握できるようになって、
やっと、被災をされた近しい方に連絡が取れた折、
もし困っている方がおられお役に立てるなら、
新しく手に入れたここ(当時その時点で、もちろん工事にも入っていなかったので、
以前の建物がそのまま残っておりました)を、
ぜひ、しばらく自由に使って下さい、と伝えたのだ、とのこと。

大将は、今でもその時のことが強く思い出されるようで、
この日を迎える度に、ああ、それだけの月日が経ったのだな、、、と、
諸々を再確認、するんやそうです。

店は、その年の7月に開店をし、
今年ようやく26年目の年を迎えております。
今日ふと、開店当初からずっと共にあるものって、ありますか?
と大将にお尋ねしたら、

ん?そんなん、数えだしたらキリがないけども、、、、、と、

出てくるわ、でてくるわ!
そうでした、「長持ち」が基本スタンスである大将、
作業道具、機器に関しては丁寧に、大切に、がモットーなので、
色々なものが、開店当初からの功労選手、かつ現役!なものが多いのです。
でも、その中でも、ということで、
例えばこんなもの。

片手鍋、ですねー。
もちろん、柄部分だけは何度も取り替えておりますが、
いずれも今も主力!の鍋たちです。
汚れては磨いてを繰り返すので、各々かなり薄くはなりながら(!)
愛着もあって、手にもしっかり馴染んでいて、
有り難き、チームくりたのメンバーであります(笑)

、、、と、

「あ、じゃあ鍋を色々写真に撮ってみますね!」と、

大将に提案してみたら、

「え!?ええけど、でも、
でもっ、それなら、ちょ、ちょっとまって!!!」

と、そそくさと、一つずつ磨き出す!

真剣に磨き直し作業に取り掛かる大将、

「、、それ、最後まで待った方がいいですかね?」

「いやいや、こんなんすぐやから、もう少し待ってー!
折角やったら、ちょっとでもきれいな方がええから!」

、、とお色直し、なのか、おめかし、なのか、
とにかく、ピカピカになるのを、待って、
満を持して、ようやく鍋を撮影!(磨き終えた4つがが上写真です!)

これ、「料理屋あるある」なんだとは思いますけれど、
本当にどの鍋も保ちがよくて、
日々相当な回数を酷使しているはず、なのですが、
磨いて手入れをして、大切に使いさえすれば、
一先ず穴があくまでは、きちっと使える、ということなんですよね。
使ううちに、手にもしっかり馴染んで、
一層良き相棒と、なるんですよねー。

26年共に来たお鍋たち。
これからも引き続き、お世話になります!!!

共に歩いて26年です。
道具とは有難いものです!

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