くりたのブログ

鱧寿司。

今日は、来年に向けてのご案内、のお話など。

上写真、「鱧寿司」です。
「くりたの鱧寿司が食べてみたい!」とのリクエストを頂き、
お作りさせて頂いた、お持ち帰り用のお寿司なんです。
実は、販売商品としてラインナップには加えていないものの、
ご要望があれば、色々なお品をお作りさせて頂くということ、
ちょこちょことさせては頂いていて、
上もその御依頼の、ひとつ。
今日無事お客様の手へとお渡しをいたしました。
そんなお持ち帰り用のもの、
今までお作りさせて頂いたものでいえば、
鱧寿司や鯖寿司、お弁当、その他季節のお料理、等々。
ご希望を直にお聞きして、相談をさせて頂いてという形にはなるので、
自ずと店に御来店歴のある方へ向けて、ということにはなります。
また、折角お尋ねを頂いても、
忙しい日、どうしても手が回らない日、などは、
タイミングによってはお受けすることが出来なかったりするので、
(少人数体制のチーム編成ゆえ、ほんまにスミマセン、、、)
前もってお聞きしてお日にちも調整しつつ、
状況が合えば、ということにはなるのですが、
ご希望があれば、ご用意をさせて頂いております。
(チームと言いながら、御存知の通り構成員2名の小チームゆえ、勝手なことでほんまに、スミマセン!)
もし、こんなこと出来るかな?と気になる方おられましたら、
是非一度、お尋ねくださいませね。
そして、最初に来年に向けて、と記したのは、
今日ご用意をした鱧寿司の主役である「鱧」、
これもそろそろシーズン終盤、なのです。
鱧といえば、夏のもの
とのイメージが強いかもしれませんが、
実は「秋鱧」といって、
夏の終わりから、秋のかかりの
あたりにかけても、
お料理に登場いたします。
ただ、
夏の鱧とは使い方が少々異なり、
夏の時期には落としにしたり、焼き物にしたり、というのがメインだったのが、
秋には、松茸と合わせて土瓶蒸しにしたり、
(これをよく、「鱧松茸(はもまったけ)」という言い方をしたりします。
いわゆる、であいもん、ですね)
あと、炊き合わせのお料理の一アイテムとして使ったり。
主に、炊いて出るおだしと共に味わう、という使い方が多いでしょうか?
今の季節になるまで、ずっとお献立には登場いたしておりました。
でもそんな鱧も、そろそろ終盤の時。
夏から毎日まいにち、
ずっと耳にしていた骨切りの音
あれがもう、しばらくは聞けなくなるのかと思うと、
少々お名残惜しい!
今回御注文を頂いたお客様も、
「シーズン最後にもう一度、鱧寿司を!」とのことで、
食べ納めの今季二度目の御依頼、だったのでした。
という訳で、
鱧寿司のお持ち帰り、ということでは今年は終了ですけれど、
もし気になる方がおられましたら、
また来年、こそっとお尋ね下さいませね。
是非にーー。
さて、明日で10月も終わりですね。
京都の町が紅葉狩りで賑わいをみせる季節が、
いよいよやってきますねー!

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