くりたのブログ

豪雨。

各地に甚大な被害をもたらしている、この度の歴史的大雨、
建物の倒壊や、土砂崩れ、
浸水や冠水のニュースが刻々と伝えられていて、
心痛めながら、耳を傾けています。
まずは、被害に遭われた皆様に心よりお見舞いを申し上げますとともに、
一刻も早く天候が落ち着きますこと、
またこれ以上の被害が出ませんことを、
まずは、切に願います。
京都市内も相当な「豪雨」で、

どこに居ても「避難指示」「避難勧告」の緊急案内が
スマホから10分も開かずして鳴り響いたりしていて、
長らく経験したことの無い、この数日となっています。
つい昨日も、どうしても、の所用で、
昼間にバスに乗ることがあったのですが、
車内では皆さんの(もちろん、私も、です!)スマホから、
緊急連絡が一斉に鳴り出す、ということが3度程あって、
急いで画面をのぞく方、
あるいは、「何があったんですか?」と不安気に聞いておられる
ご高齢の方々、等々あって、
危険が近くに迫るという内容ではないながらも、
なにやらどことなく緊張感のある、一時でした。
店の近くの高瀬川は運河ゆえ、

このような状況になると鴨川からの取水口が閉じられるので、
水嵩は増しても、溢れかえる、ということはないのですが、
鴨川も氾濫し濁流となっている様子、
報道の映像ではなんども目にしたりしていて、
いつもとはあまりにも違うその光景に、
ただただ、驚いています。
「カップルが等間隔に座る」ことで有名な土手の部分が、
流れにのまれて見えなくなってしまっていて、、、。
自然の脅威ということ、改めて感じ入っています。
夜になって、雨の勢いもようやく、少しだけ弱まった気もして、

大雨特別警報も解除となったようですけれど、
引き続き、用心をしながら過ごしたいと思っています。
皆様も呉々もお気をつけ下さいませね。

さて、そんな今日は、
7月7日、「七夕」ですよね。
そんな、七夕の日にちなんだもののご紹介。
お写真、
「梶(カジ)」の葉、です!
食材,としてのご紹介ではなく、

現在「敷き葉」(←お料理の下に敷くもの)として、
使っている、この梶の葉。
実は昔、紙が貴重であった時代に、
この梶の葉に願いや歌をしたためて、
お飾りをした、ということが
言われています。
今でいう、短冊の原型ということですよね。
葉に起毛があるので、
うまいこと、
墨で字を書くことが出来るんです。
綺麗な切れ込みのあるフォルムも美しく、

鮮やかな緑も目にまばゆい!
水に浮かべたりすると、
なんとも涼しげ。
夏の葉、ですよねー。
願いをしたためる、とすれば、
それは間違いなく、
「雨がやみますように。
天候が落ち着きますように」
「お野菜等への被害も最小限に済みますように」

ということです!

切実です。

Archives

Latest News

  • 2024.4.15
  • くりたのお料理

めざめ。

  • 2024.4.1
  • くりたの日常

2分3分。

  • 2024.3.19
  • お知らせ

三寒四温。

  • 2024.2.29
  • くりたのお料理

ぐじ。

  • 2024.2.18
  • くりたのお料理

鍋職人。

京料理 くりた

京都市下京区⻄⽊屋町四条下る
営業時間 11:30〜14:00、17:30〜22:30
定休⽇ ⽔曜⽇

  • facebook
  • instagram

Copyright © KURITA. All Rights Reserved.