くりたのブログ

海北友松展。


とうとう、行って参りました、
京都国立博物館の特別展、「海北友松」展!
京博の120周年を記念しての開催だという、
この特別展覧会、
4月の半ばから始まっていて、
必ず行くぞ、とずっと決めていたにもかかわらず、、、
日々のバタバタの中、機を逃していて、
はっと気がつけば、会期が次の日曜日までではありませんか!!!
実は、今日のお昼のお客様にその事実をお伝え頂き、
午前中に行かれたところ、入場までにすごい列!であったとのこと。
これは、早々に出かける予定を組まないと、、、、
と急に思い立ち、
それならば、早速今日参じよう!ということで、
昼の営業後合間の時間に、チャリっと出かけて参りました。
到着は、午後3時半過ぎだったのですが、
意外にも、入場を待つ列はなし!
午後の、比較的遅い時間だったからかかもしれません。
館内も、ほどほどの混み様、で
割とゆったりと、観覧することが出来ました。
狩野永徳や、長谷川等伯に並ぶ絵師で、
桃山時代最後の巨匠、と言われる、海北友松
この展覧会で初めて知った事実なんですが、
実に遅咲きの絵師、だったんですね。
代表作含め、ほぼ60歳を越えてからの作品が多い、んだそうです。
元々は武家の家柄だったのですが、
戦国の世の、世情の移り変わりの中で、
自らは絵師の道を行き、
最初は狩野派などに学びながらも、
生涯の中で少しずつその画風は変遷を遂げ、
最後には自身の画境を確立するにいたった、んだそうです。
「生涯」とは言いながら、
初期作品はほぼ残っておらず、「若き友松像」については、
まだ謎が多いんだそう。
そんな海北友松の、今わかる全貌が、
この展覧会では余すところなく大回顧、されています。
有名なところでは、
建仁寺の大方丈の礼の間を飾った、「雲龍図屏風」
その画を前にすると、言葉が出ぬほどの、
ど迫力
魂が入っているのか?と思えるほどの、龍の凄み。
墨の濃淡でそれが表されているのだから、
本当にすさまじい、です!
その他にも、
初期作品で言えば、お猿さんの可愛さが際立つ「柏に猿図」
そして、華やかさに目を奪われる、「花卉図屏風(かきずびょうぶ)」の牡丹。
パンフレットの裏面にも印刷されている作品なのですが、
そしてそれから、最晩年の最高傑作とされる「月下渓流図屏風」も、
今回は所蔵のアメリカの美術館から60年ぶりに里帰り、なんだそうで、
いずれも、圧巻でした。
宮家、公家との交わりもあって、
そこから絵師として活躍にいたる道筋も生まれていった、との話も、
エピソードとして紹介されていました。
でも一方で、自身は武家の出であり、
武門再興をはかりたいとの気持ちも持ち続けていただんだとか。
その意識が、筆致にも表れて、
「気迫あふれる筆さばき」はそこから生まれている、とも。
色々な思いが、絵にぐっと注がれていて、
それが今の時代に生きる私でさえも、
はっと、思わず息を飲むほの迫力をもって伝わってきて、
それ位の「勢い」を伴って、
今ここに、「存在」するんですもんねー。
そんな作品ももちろんですが、
どんな人物で、どんな風に最後まで筆を持たれて、
どんな心持ちで、生涯を生き抜かれた方なのかな、と、
人、海北友松、について、
とても惹かれる思いが、しましたー。
海北友松展
会期は次の日曜日、21日までです。
週末はきっと混むのではないかな、とは思いますが、
これは、見応えありますっ!是非にー!
展覧会後の色々。
お久しぶりの、考える人。
変わらず、考えておられる。
じっとお顔を見つめると、
目の下に、まさかの蜘蛛の巣。
屋外展示ゆえ仕方なし、ですけれど、
どうも目ヤニに見えてしまって、
取ってあげたい衝動にかられる。
あああああああ、、、。
ふと後ろへまわって撮ってみると、
あれ、右膝下に、京都タワー。
さりげなく、コラボ!
おおおっ!
そして、ちょっと後ろの階段を登って、
もう一度振り返って御姿をみると、
なんと、そこには驚きの光景が!
ちょっと角度を調整して、写真におさめてみる。
いい具合に帽子に見えませんか!?
「タワー帽と考える」。
屋外展示ならでは、の、
これは良コラボ!
(見えへんかな?あかんかな?)

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