くりたのブログ

31日。

7月もいよいよ最終日、ですね。
そして今日は
祇園祭期間も最後の日
京都の夏の
第一幕、これで終了、といった感じです。
そしてこれから、
セカンドステージの幕開け、
暑い夏、本番!ですねー。
今日はすでに夏ど真ん中、といった気候で、
じりじり、ひりひり、と暑くて、
外に出ている時間、なるだけ少なくしたい!というような、
見事な夏日!の一日でした。
本格的な暑さ、これからですよね。
気を引き締めて、水分だってこまめに取って、
頑張って乗り切って行きますよー。


さて、8月だって、 なんです。
京都の夏と言えば、の鱧、
もちろん、もちろん、
8月だって登場なのです。
今日は、「落とし」などの調理する前の,
鱧そのまんまの、写真などを。


細長い姿まんまるい目
顔つきをみると、優しい感じにに見えそうなもんですが、
それが実は、
鋭い歯を持っていて、
この歯がなかなかの曲者、処理の際には十分に気をつけるべき、
ポイントなんです。

これが、その歯。
鋭いでしょ!!!!タテに一列に並んでます。
この歯でもって、獲物を捕獲するんですよねー。
これに噛まれると大惨事!になります。
ハモの名の由来が、食む(はむ)という言葉からきている、という説があるのも、
納得の、この歯の鋭さ、ですよね!

そして、歯のみならず、
大変 小骨が多い、というのが、鱧の特徴。
そのままでは、食べられたもんじゃありません。
そこで、考え出されたのが、
「骨切り」という作業。
その小骨に細かく包丁目を入れます。
料理に仕上げて、口にいれたとき気にならないよう、
ギリギリのところまで切れ目を入れるんです。
すると、不思議なことに、
噛み締めても、全く骨を感じない!
しかも、身自体の味も抜群
旨味、油分も、さっぱりと、ちょうど良い頃合いで、
今の季節に、ぴったり!のお味、ということになるんですよね。
「京都の人が鱧、ハモ、ってよく仰るけど、
実はその意味が今までよく分かりませんでした。
でも、こういうことなんですね!これは確かに、美味しいーーー!」

との言葉、この時期本当によく耳にします。
鱧、美味しいですよ。
店ではもちろん、
確かなもの御用意いたしますので、
皆様、是非にー。
(但し、昼のお献立ではご準備出来ないこともありますので、
詳細は御予約の際、是非お問い合わせ下さいませ。)

さて、最後に余談ですが。
ブログ、この7月末で、無事4周年をむかえることが出来ました!
これからも、店のこと、食材のこと、そして京都のこと、
色々と(不定期ではありますが!)お伝えしていきますので、
今後ともどうぞ宜しくお願いいたしますーーー!
 

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京料理 くりた

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