くりたのブログ

山科とうがらし。

7月も今日で終わり、ですねー。
禍の脅威には悩まされながらも、
画面の中で繰り広げられる熱き戦いに、
すっかり魅了されながら過ごす、ここ数日です。
にしても、気がかりなのは5番目の波到来か、と言われているこの状況、、、。
来月、市内の飲食店はまた「まん防」下に置かれることとなり、
それに伴い、午後8時までの時短での営業、
そして、お酒類のご提供を一旦中止、とさせて頂くこととなりました。
皆様には、ご不便お掛けし誠に心苦しい限りではございますが、
何卒ご容赦頂きますよう、宜しくお願いいたします。
またしても制限のあるこの夏とはなりますが、
でもこの我慢が、事態が良くなることにつながるのだ、と信じ、
日々を重ねてまいりたいと思います!


さて、お写真。
「山科とうがらし」です!
京都の夏の唐辛子、と言えば、「万願寺とうがらし」が広く知られるところですが、
実はその他にも、伏見甘長とうがらし鷹ヶ峰とうがらし田中とうがらし、等々、
色々と種類があって、それぞれ味わいが異なり、個性があるんです!
(細かく言えば、万願寺とうがらしはその中でも一番歴史の新しい品種(→昭和になってから出来たもの)なんですよー。
詳しくはまた次の機会にー!)

そして、この山科とうがらしは、
古くから山科エリアにて栽培されてきたとされる甘唐の品種で、
今も種を受け継ぐ山科の農家さんや、
その他、亀岡あたり(→上写真は亀岡産です!)でも栽培されているんだそうです。

手のひらに収まるくらいの小さなサイズ感で、
表面に細い筋模様の見える濃い緑の色目
そして皮が薄くて柔らかいのが特徴です。
とにかく柔らかいので、焼いても、炒めても、煮ても、揚げても、
優しい食感、口あたり、果肉の持つ甘味を楽しむことが出来ます。
ただ、その柔らかさゆえ、他の唐辛子より若干傷みが早いので、
広く流通することは難しい唐辛子、かもしれません。

山科とうがらし、これから入荷のある限りお献立に登場予定です。
その他、今の時期、これ以外の唐辛子も、色々な形、調理法で使っています。
それぞれ風味の違いを味わって、お楽しみ頂けたらなー、なんてこと思っています。
今がまさに、旬。どの唐辛子も、美味しい時期です。
皆様、是非にーーー!



さて最後に、もう一つお写真をーーー。
この7月で、店は26周年を迎えることが出来ました!
正確に言えば、7月1日が開業記念日で、
上は今月1日のその節目の日に、大将が炊いてくれたお赤飯!の写真です。
沢山のお客様にご来店頂き、支えて頂いて、
なんとか前を向いて進んで来られたこの26年だと思っております。
その有り難みをかみしめ、
これからも、皆様のお気持ちに応えられるよう、日々精進してまいりますので、
どうぞ、宜しくお願いいたします!

 

 

 

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京料理 くりた

京都市下京区⻄⽊屋町四条下る
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