くりたのブログ

傘の用意。

梅雨空、です。
昼間は曇天だったお天気も、夕方からぽつりぽつりと降り始め、
その後は、降ったり止んだり、で、
夜のお客様とのご来店後の最初の会話も、
「ちょうど束の間の上がったタイミングだったのか、傘いらず、でした!」
「家を出た時、ちょうど降り出してて、慌てて折りたたみ傘を、、、、」
「一番雨足のきつい時に、バスを降りてしもたみたいで大変でした、、、」


と、自ずと雨の話から、始まります。
お帰りの間際になると、

「今、どんなくらい降ってる?」

と、これまた雨確認のお尋ねなどが多くなるので、
入り口前を通る時には常に
外の様子にちらちらと目を向けながら、という動作が
自然と増えることになります。
ああ、これぞ梅雨!
そうだそうだ、梅雨時期ってこうなんだよな、と、
ようやく梅雨モードに慣れて来た感のある、ここ数日、
6月も末にして、入り口の傘立てだってフル稼働。
こうでなくっちゃね、梅雨ですものね、
と、今更ながら、実感しています。
さて、そんな梅雨時期ならではの、
今日は、こんな仕込みの一場面のご紹介。



合間の時間にせっせと作っているこれ、
実は、「傘」なんです!
今の時期お出ししている、八寸の中のおひとしな、で、
新のさつまいもを桂剥きして傘の形を作って、
その後甘煮にする、というもの。
上は、その製作過程の一コマ、
炙った金串を使って、傘の折り目らしく、
線を入れている、ところ、なのです。
「さつまいもを傘の形に整形する」、
字に書けば、なんでもないことのようなのですが、
これが実に(私にとっては)難しい!
時に、大将の作業を手伝う機会もあるのですが、
芋には固さがあるので、
桂剥きといえど、
お大根のようにスムーズにはいきません。
しかも、傘なので、若干円錐形にしなければならず、
これも実に(私にとっては)難しい!

「それがなんなく出来るようになると、
結果、他にも出来ることが、ぐんと増える、ということになるんやと思うで。
兎にも角にも、まずは、数。」

と、大将。
大将が作業にかかると、なんとも容易く、
すいすいと剥いておられるように見えます。
でも、いざ自分が取り掛かってみると、
「見るとやるとでは大違い」であるということが、
よく、わかるんですよねー、、、。
包丁が手に馴染んでるからこそ、出来ること、
自在に動かせるからこそ、なせる、技。
奥が、深いんですよね、、、。
今シーズンの傘の登場も、あとわずか。
その間に、私も精一杯「傘作り」、精進したい!、と思っています。
頑張りますー!!!
梅雨時期の、課題どす。

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