くりたのブログ

初夏の、葉。


初夏に頻出!の、この葉っぱ。
お写真、
「蓼(たで)の葉」です。
蓼と言えば、鮎!
鮎の塩焼きには、この蓼のお酢が欠かせません。
きっと、他にも色々なソースやタレなど、
今のことですから
沢山考案はされているのかもしれませんが、
やっぱり、
鮎の塩焼きには、蓼酢
この定番は、まずは外せません!
鮎の泳ぐ様な清流の傍らに生えていることの多い、
この

葉の裏側をめくってみると、
小さな虫がびっしりとついている、
なんてことが多いのです。
虫がこぞって食する程に美味しいのならば、と、
いざ、人がそれをちぎって食べてみると、、、
辛いというのか、ぴりっとくる、というのか!!!!
もはや形容のし難い様な刺激があまりにも強すぎて、
とても頂けるものではないんです。
、、、と、そんな様を、
好みというものは、色々なんやで
ということで、
「蓼食う虫も好きずき」ということになるんですよねー。
でも、そんな
なんですが、
酢と合わさると、そんな尖った部分が消えて、
不思議と、優しい感じになります。
中和される、というのか、まろやかになる、というのか。
しかも、その
お酢が、
鮎の塩焼きに、合うこと、あうこと!

なぜ、この組み合わせが考えられるにいたったのか?
やっぱりこれも
「最初に挑戦してみた人は、スゴい!」
という話に、尽きます(笑)
ともあれ、これが本当に合うのです。
色んな組み合わせが他にあるにせよ、
1シーズンに一回は、まずはこの定番で食したいところ!
間違いが、無いんです!!!
店ではこの葉をあたり鉢で丁寧にペーストにして、

酢と合わせて蓼酢に仕上げてお出し致します。
鮎と合う、のは、もちろんなのですが、
実は
夏の時期の白身のお魚(例えば、スズキ、とか!)の焼物とも、
好相性、なんですよーー。
蓼が頻出(というか、それが伴う相方のお魚が本番である!)するシーズン、

いよいよ、これからが一番の最盛期、です。
組合わせの妙、どうぞ楽しんで下さいませ。
皆様、是非にーーーー。
最後に、少しだけ、
本来の主役(!)の姿を、
写真だけ御紹介!

香ばしい!あっつあつ!
焼きたて!
の、これを、
蓼のお酢でお召し上がり頂くんですねー。
合うんだな、これが。
もう、余計なことは申しません!

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