京野菜の一種、青味大根。

寸が短く、（写真のもので、白い部分が２０センチもないぐらい）

くねっと曲がっているのが特徴です。

この曲がりがきつい程、値打ちがあると言われております。

調べてみると、今から約１５０年前、

江戸時代の文化・文政年代（１８０４?１８３０）の初めに、

西京極の辺りで、今は絶滅した郡大根の変異種として

作り出されたと伝えられているんだとか。

特殊な大根として珍重されて、古くは上層の人々に献上されたり、

お祝い行事用によく使用されていたんだそうです。

店では、おこぶと一緒に軽く漬けたりいたします。

御来店のお客様で、もしお献立の中に登場したら、

曲がってるとこ、確認してみて下さい！